奇門遁甲「挨星法」と「活盤法」の違い

奇門遁甲でも日本流の気学をベースとした挨星法と、中国伝統の活盤法があります。私は前者を故 近江一成先生から学びました。高島正龍先生の方法です。(一部異なるところあり) 。その後、2011年に上海に行き、白鶴易人先生から後者を学びました。

2つの奇門遁甲を学び、挨星法を捨てたかというとそうではありません。いまだもって挨星法の暦を発行しているのです。

どう使い分けているかというと、前者は日盤を方位占いで後者は時盤を雑占に使っています。

 

大きい違いは局数の取り方です。

挨星法と活盤法は1日を1局とするところは同じです。大きな違いは挨星法は時間を1刻1局とするので、1日は12局もあります。一方、活盤法は5日で1局としています。スマホアプリの盤はそれが主流のようです。ですから、同じ日、同じ時間であっても、異なった結果が出ます。

 

今回は日盤の違いについて解説します。

3月26日 戊辰 陽八局 挨星盤

北を上にして表示

 

こうしてみると北は地風升で、上昇という意味で、昇進、求縁、求財によろしいです。おまけに開門が同宮しています。開門は開店、開業、金運、恋愛、旅行に大吉です。挨星卦と八門の両方が吉のため、黄色でマークしています。東も火天大有は大盛運、大金運という意味。生門は営業、移転、金運に大吉です。

あと良さそうなのが、東北の風地観です。象意は観察。縁づくり、墓参りは吉。治病は凶です。休門は旅行や保養に大吉。

 

これに対して活盤法で日盤を作ります。

2020年3月26日

庚子 己卯 戊辰 陽八局 旬首 甲子(戊)  直符 天任 直使 生門

北を上にして表示

 

黄色で艮宮(東北)をマークしています。

九干の天地盤「戊戊」は青龍伏吟で凶です。戊を青龍として、2つが重なり、身動きがとれない状態とみます。ただし、庚庚や辛辛ほど凶悪なものではありません。八神の直符はリーダー、財官、大吉祥。九天星の天任は祭事、就職、婚姻に大吉。休門は就職、求財に大吉です。点数をつけると、戊戊0、直符40、天任20、九門20で合計すると80点です。

一方、北は庚庚で太白同宮。剣難や事故を意味します。九天は金銀、玉石、貴人、宗教。天蓬は雨、水、黒、悪人を意味します。開門は大吉。点数は庚庚0、九天40、天蓬0、開門20で、合計が60点ですが、庚庚は避けた方がよろしいです。

それで、中国の研究者や愛好家が当日、東北の方位に方位取りするかと言えば、ほぼいないといって間違いないでしょう。

中国の奇門遁甲の名手といわれる人が、奇門遁甲で方位取りをしないのに、日本ではこれしかないと誤解されているのはなんとも言えないところです。

 

 

 


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