世界易経大会

10月5〜6日の両日、東京国際オリンピック青少年センターで、「第22回世界易経大会」が開催されました。

「第6回 世界健康禅武医気易総合大会」「第19回 世界気功太極中医天然療法大会」と合同開催。事務局をお世話されたのは、日本少林寺気功協会の泰西平会長と、会員の皆様方。ご苦労様でした。

 

 

これから会場へ入ります。

役員の挨拶

1日目の午後、論文をプロジェクターで発表します。タイトルは「広島城の地理風水」

1600年頃、広島県北部の吉田から、毛利輝元が、広島に城を選地するところから始まります。まず、広島の地形を説明します。

 

東北から西南に向かって山脈があります。そこは、山の配置から、龍脈が通っている場所と考えられます。

 

 

風水でいう、座山(牛田連山)に登り、山と山を結ぶ地点に城の位置を定めました

 

関ヶ原合戦により、広島城の城主は、福島正則、浅野長晟(ながあきら)と変わりました。その間で、城を防衛するために、四方(東西南北)と東北の鬼門、西南の裏鬼門にあたる場所に、有力な寺を配置しました。

西側には「寺町」がありますが、これは、福島時代に、西の山口県に移封された毛利へ対する、防衛のためです。

これが毛利輝元の時代に計画した城下の配置です。軍師の安国寺恵瓊がかかわった町割りと想定します。(安国寺恵瓊は毛利の外交僧) 特徴としては、四神相応と、鬼門裏鬼門への備えです。北と南に安国寺。その線には広島城があります。北の安国寺は関ヶ原合戦後、福島正則によって不動院と改められました。(禅宗から真言宗) 南の安国寺は、禅宗で、現在は市内に移転しています。鬼門除けの寺は明星院で、毛利に関係する寺です、福島、浅野の代になっても、重要視されています。裏鬼門の洞春寺は毛利家の菩提寺です。毛利輝元が山口に移封されたのに合わせて山口市に移動しました。この2つの寺をつなぐ線の上に広島城があります。

広島城の位置決めの観察場所となった牛田山連山は、龍脈の行きつく先にある座山になります。山の形は特徴のある、馬蹄形をしています。前方に川が流れていることから、「蔵風得水」山が抱き抱えている場所は、気が溜まる吉地と考えられます。

グ−グルマップで見ると、この位置です。

この山の形は中国の風水書「地理天機会元」に記されている、形によく似ています。

この原文には「有力な人が出て、朝廷に入って高官になる」とあるのです。

 

実際はどうか。調べてみると、2人いました。1人は、高橋琢也(1847〜1935) 農林商務省山林局長を経て、沖縄県知事、貴族院議員となった名士です。(写真左) もう1人は、松井一実(1953〜) 労働省官房統括審議官を経て、現在は広島市長を3期。

この地区は、GIS(地理情報システム)で分析すると、比較的裕福であることがわかります。赤やオレンジ色の地区が該当。

風水の古典「地理天機会元」で述べていることが、実証されたことになります。

これで、発表は終わりです。あとは結果を待つだけです。自信はありました。

広島城の位置決めに使われた山当て法。城下町の町割りに見られる四神相応と鬼門思想。座山の吉相に風水を見ることができます。また、その検証方法にGIS(地理情報システム)を使いました。風水を迷信ではなく、地理学として研究することは意義深いことと思います。また、海外からの参加者にも日本研究者の存在が示せたのではないかと。

 

結果、レセプションの会場で、秦西平会長より「風水大師賞」を頂きました。望外の喜びです。

 

易海陽光さんは「陽宅風水堪興師賞」ほかを受賞されました。おめでとうございます。

現代風水研究会にも「貢献賞」を頂き、参加者で喜びを共にしました。

懇親会の席で隣に座つて、意気統合した、台湾の陳河舟老師。良い思い出となりました。なぜか陳老師とは波長が合うのです。また会うのではないのかな。台湾に来たら通訳をつけると言っておられました。本を差し上げたとき、「玄空風水か?」と聞いてこられました。玄空でないと話しにならないというばかりの口ぶりでした。

台湾から大会に参加した陳旺初先生の発表は、大変良かったので、本を差し上げました。

応援していただいた皆さん、ありがとうございました。

最後に、徐芹庭会長に挨拶できました。大変お世話になりました。この本を持って会長にばったり。会長はしばらくベンチに座って中を開いておられました。興味を持ってもらって嬉しいです。

さて、この2日間は大変、有意義な時間を過ごすことができました。海外の易経研究者や少林寺気功、武術、医療関係者の皆様の素晴らしい発表と交流。この機会を作って頂いた(一社)全日本少林寺気功協会の泰西平会長と会員、実行委員の皆様へ心よりお礼申し上げます。泰西平老師辛苦了。非常感謝! 現代風水研究会 安藤成龍

 


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