石鎚山お山開き

7月4日、5日の両日で石鎚山に登ってきました。石鎚山は愛媛県にあって、近畿以西では最高峰(標高1,982m)。日本七霊山の一つです。奈良時代、修験道の祖と呼ばれる、役の行者によって開山されたと伝えられています。平安時代には弘法大師も登られたそうで、平安時代以降は修験道が盛んな山でした。明治初期より神仏分離令により神道が主となりましたが、今だに神仏混交が色濃く残っています。

4日は朝5時にJR海田駅に集合。石鎚神社海田遥拝所がチャーターした中型バスで出発。一路、山陽自動車道、しまなみ海道を通って西条市西之川の石鎚山登山ロープウエー駅へ。ここから一気に1,300mまで上ります。ロープウエーが無かったころは下から徒歩で上がっていたそうで、今はかなり楽しています。
ロープウエーを降りると徒歩約15分で中宮成就社へ到着。右は会員の吉見さんで今回で2度目の登山です。




簡単な昼食をとって11時半ころに神門を出発。当日はあいにく雨で、道が悪いのです。左手のあたりが山頂です。



今回は竹の杖を持っていき、雨合羽姿ですから、行動に制約があります。ここは試しの鎖ですが、今回は鎖を使って登ることは断念。滑って大けがしてもいけませんから。ちなみに鎖は試の鎖(上り48m、下り19m)。上りはどうこういうことはないですが、下りが後ずさりの体勢なのでやりにくい。寄り道のようにもなるのでパス。
次に一の鎖は33m。そんなに難しくありません。大きな鎖の鉄輪に足を入れて体を引き上げます。二の鎖は65m。ここはけっこう難しいです。大きな鉄輪ばかりでなく、途中に小さな鉄輪があって、足を入れることができません。鉄輪の横に足を乗せて手の力で気合を入れて体を引き上げます。途中の岩場で一休憩して上りますが、注意点は下を見ないこと。見ると足がすくむそうです。また、上を見ると気が遠くなるとのこと。最後の三の鎖68mはほぼ垂直にみえるほど傾斜が急です。鉄輪に足を入れて進めば何とか山頂近くへ到達します。



ここが頂上社です。成就社から約3時間かかりました。たくさんの人がいますが、多くは石鎚神社の各地遥拝所からの団体。神官から祈祷を受けたのちは、特殊神事のご神体拝体を受けます。これは三体の銅製神像の背中を「エイ」という掛け声で参拝者の背中に押し当てて、神徳を頂くというものです。このようなものは石鎚神社だけだそうです。一応、私も先達のひとりですから、これをやりました。



こちらは石鎚山の最高峰である天狗岳。普段は霧で隠れていることが多いようですが、今回は雨にもかかわらずはっきりと見えました。今回で7度目の登頂です。



帰りはしんがりを務めました。降りるときの方がきついですね。途中で膝がガタガタ。休みを少なくして、2時間半くらいで神門まで帰りました。やれやれ終わったという気持ちです。



翌朝は4時起床。5時前の成就社境内はこれから登山する方の姿を大くみます。日曜日だからそうなのでしょう。



5時に開門。神官、石鎚神社職員の拍手に見送られて山頂を目指します。登山者は「エイエイオー」の掛け声を三唱。法螺貝の音も高らか。見ると法螺貝は郵便局員さんが吹いていました。けっこうさまになっています。



登山によって一年中に着いた心の垢を落とすことと、ご神徳をもらって帰るものと信じ、毎年欠かさず登るつもりです。今年も良い経験をさせていただきました。

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