宇治平等院

5月30日に宇治に泊まりました。京都駅から南方向、電車で35分程度のところ。
初めて訪問した場所ですが、とても自然がすばらしい。
京阪電車宇治線の宇治駅を下車し少し歩くと宇治川に架かる宇治橋に着きます。川幅はあって流れは急です。橋から眺めた風景はのどかです。
写真は宇治橋から下流を見る。右手の先に平等院があります。



川土手を歩いていくと鵜飼舟が見えます。ここの鵜匠は若い女性の方がおられるそうです。観光名所の一つ。
左手は中之島となっています。この間は流れがゆるやかです。



この中之島にあるのが、十三重石塔。高さ15mもあって、我が国最大級と書かれてありました。叡尊(1200年代 鎌倉時代の僧)によって魚霊の供養と宇治橋の安全祈願のため建立されたものです。ここらあたりを歩くと空気が違います。



いよいよ平等院へ入りました。世界遺産に認定されています。
平安時代後期11世紀に関白 藤原頼通によって作られたもの。池、松などに囲まれて優雅です。



正面に出ました。十円玉の図でおなじみのデザイン。中には本尊阿弥陀如来が安置されています。藤原頼通はこの場所から眺めて極楽浄土をイメージしたことでしょう。
風水の観点から見ると、明堂(広場)の先に水(池)があって、気が溜まる構造となっています。両翼が張っており大変良い形状といえます。昔はこの池に船を浮かべて楽しんだことでしょう。



羅盤を取り出して方位を測るとぴったり酉山卯向でした。真東に向いています。阿弥陀如来は西方極楽浄土へおられます。よって、西の方へ向かって祈ることになるのです。



藤原頼通の父は藤原道長で、この時代が藤原摂関政治、全盛時代。
藤原道長の歌に
この世をば わが世と思ふ 望月の かけたることも なしと思へば
その子、藤原頼通が権勢を引き継いだものの、彼が亡くなってからは院政(天皇が退位して上皇や法王となって権勢をふるう)が始まり、やがて源平時代となっていきます。
今は宗教施設というより観光施設のように見えますが、はるかいにしえの栄枯盛衰をしのぶものでした。

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